【USUMシングル】カグヤトドン【シーズン14最高1998】
お久しぶりです。さっとんです。
シーズン13お疲れ様でした。自分としてはレート1998、とても悔しい結果で終わってしまいました。
正直大した需要のない構築だとは思いますが、反省点及び改善点を自分の中で再認識する意味も兼ねて記事を作成しました。ものすごく暇な方がいればご覧ください。
■編成■
@突撃チョッキ 熱湯/大地の力/地割れ/冷凍ビーム(ミラーコート)
@食べ残し ヘビーボンバー/火炎放射/宿り木の種/守る(いわなだれ)
@シュカのみ 10万ボルト/草結び/目覚めるパワー/ボルトチェンジ
@気合の襷 大文字/飛び膝蹴り/岩石封じ/目覚めるパワー(氷)
@ボーマンダナイト 恩返し/竜の舞/身代り/地震(火炎放射)
@ミミッキュZ じゃれつく/かげうち/剣の舞/呪い
※(赤字)は最終日に変更したもの
■成績■
(画面が汚い)
2000まであとたったの2、最高更新まであと3、と非常に微妙な結果となってしまいました。
最終日必死に粘ったのですが、やればやるほどレートを下げるスパイラルに突入し1800に入った時点で諦めました。
あと一勝...というとても悔しい思いをしていますが、負けるべくして負けた、一種の収束だと思っております。日頃の行いが悪かった。
今回の失敗や教訓を活かし次のシーズンはより良い結果を目指していきます。
■構築意図■
シーズン11で使用した襷バシャーモを使用して非常に強いと感じたため、非常に相性の良いカプ・テテフを採用。サイコフィールドによりバシャーモはゲッコウガの水手裏剣や襷発動後の先制技に怯えることがなくなり、逆にテテフの苦手な鋼ポケモンをバシャーモに任せます。
この二体で厳しいミミッキュを確実に仕留められるテッカグヤを採用。
そしてテッカグヤの厳しい電気に強く、バシャーモの止まってしまうカプ・レヒレに部のいい勝負のできるトリトドンを採用。バシャーモとテテフが対面寄りでありますがカグヤトドンでサイクルを回せるようにもしました。あまり見るポケモンではありませんが色んな試行錯誤を重ねたうえでこのポケモンを選びました。
ここから不特定多数のポケモンたちを強引に倒すことができるミミッキュを採用。リザXやマンダ、メガバシャーモ等の暴走も止めてもらいたいので努力値を大きく耐久に割きました。
最後にメガ枠が余っていたので汎用性の高いボーマンダを採用。
当初はこのまま運用していたのですが、ギルガルドやミミッキュに不利を取ると厳しい、カバルドンのステロ欠伸を阻止したい、対面操作をしたい、後手に回りがちなゲッコウガの上を取れるポケモンが欲しい、などなどの考えから当初コンセプトであったバシャテテフの一角、テテフをカプ・コケコに変える決断をします。
この考えは正しかったのか正直難しいところがあります。上の問題は取り巻きやテテフ自身の型の変更で十分解消できると今になれば思うのです。
しかしながらシーズン終盤、残念ながら今更厳選や型の変更を行う時間は残されていませんでした。
持ち物はカバルドンの処理を見込めるシュカの実で決まりました。強引に地面に突っ張りステルスロック等にアドバンテージを取りに行きます。
テテフのリストラははっきり言って途中でコンセプトが崩壊してしまっているので、今思えば「何やってんだこいつ」状態でした。
今回の最大の反省点であります。
実はシーズン12にもこのパーティを使用しており、早々にこの問題点には気づいていたのですが、スマブラをやっていたのでそれどころではありませんでした。
まあそんなこんなではありましたが、最高更新まであと一歩手前まで何とかたどり着いたのでこの失敗を次回への糧にしていきます。
■個別解説■
バシャーモ@気合の襷
特性:加速
技:大文字/飛び膝蹴り/岩石封じ/目覚めるパワー(氷)
性格:おっとり 努力値:C252 S220 余りA
調整意図:1加速で最速ゲッコウガ抜き
シーズン11で使った個体と同じバシャーモです。
ポリゴン2やカビゴンに負けたくなかったので飛び膝蹴りをいれました。
大文字を外すと負けに直結する場面も非常に多いのですが、受けに来るHD以外のカバに確定2を取れる、グロスに確定1を取れる、多くの耐久振りマンダに文字+めざ氷で確定が取れる、などなどの理由で火炎放射にすることはできませんでした。
テッカグヤ@食べ残し
特性:ビーストブースト
技:ヘビーボンバー/火炎放射/宿り木の種/守る(岩雪崩)
性格:のんき 努力値:H252 D180 余りB
調整意図:ミミッキュの1舞無限暗夜耐え テテフのエスパーZ→10万ボルトを守る込みで高乱数耐え
パーティの守護神。基本的に敵に使われると強いポケモンは使ってみると全然強くないんですが、このポケモンは違いました。抜群の粘り強さで何度もパーティを救ってくれました。
ヘビボンと宿り木は確定としてグロスやカミツルギ、ナットレイを倒すための火炎放射、最後の一枠は「守る」で運用していましたが、この構築はリザードンに不利を取ると一気に不利になるため最終日は「岩雪崩」としました。交代読みで撃ってリザードンを葬ります(耐久振りは乱数)。
上記の岩雪崩と後ろのトリトドンでリザやレボルトを好きにはさせませんが死に出しマンダには強引に起点にされるので馬車の襷やミミッキュはしっかりと温存しました。
個体はふらとらさんからお借りしました。
トリトドン@突撃チョッキ
特性:呼び水
技:熱湯/大地の力/地割れ/冷凍ビーム(ミラーコート)
性格:控えめ 努力値:H244 C220 余りD
調整意図:補正無しメガボーマンダの捨て身タックル耐え 霊獣ボルトロスのC2↑格闘Z耐え S個体値27で最遅ギルガルド抜かれ ギルガルドのシャドボZ→シャドボ高乱数耐え 補正無しカプ・コケコの草結び高乱数2耐え
テッカグヤの苦手な特殊電気ポケモンの相手をしてもらいます。チョッキを持たせることで有利を取れる相手が非常に多いです。(アーゴヨン カプ・コケコ 霊獣ボルトロス カット以外のロトム メガゲンガーetc)
大地の力と熱湯を確定、高耐久を倒すための地割れ、ラスト1枠はマンダに起点にされない冷凍ビームとしました。
しかし特殊アタッカーと撃ち合ったあとだと恩返しすら耐えないので、対マンダは他でカバーすることにして最終日付近は特殊ポケモンを強引に倒せる「ミラーコート」としました。
レヒレとは当初地割れを撃ちます。悠長に瞑想しているレヒレも地割れを見ると慌てて攻撃してくるので読んでミラーコートを当てましょう。瞑想を積んでこないレヒレは地割れ連打でだいたい突破できます。
ギルガルドを倒してほしかったのですがレート上位の人ほど毒や物理剣舞が多くてコロッとやられることもありました。
メガバシャーモやリザXなどHPマックスであれば対面で勝てる相手も多く刺さる相手には本当に刺さります。
ですがチョッキであるため回復技も使えないので役割対象をしっかり見極める必要がありました。
あいつもこいつも倒したい!と対面した相手と撃ち合いすぎるあまり本命を倒すHPが足りなくなることもしばしばありました。
しかしながら決して弱いポケモンとは思いませんでした。甘く見ているパーティには単騎で壊滅状態に追いやることもあります。
あとそんなに認知されてないからか1800帯になってもなぜか水技を撃たれたことがあります。
シングルレートであまり見るポケモンではありませんが個人的には十分活躍できるポケモンだと思います。
特性:化けの皮
技:じゃれつく/かげうち/剣の舞/呪い
性格:意地っ張り:努力値H164 A140 B196 D4 S4
調整意図:バシャやマンダ、リザXの一致技耐え メガギャラドスのA1↑滝登り耐え ミミッキュのぽかぼかフレンドタイム A2↑かげうち耐え
有名なHABミミッキュの調整。
この構築で厳しい高火力物理アタッカーを止めてほしいのでこの調整にしました。
オニゴーリへの細やかな対策としてシャドークローを切って「呪い」としました。剣の舞とはアンチシナジーに見えますが、意外とそうでもなく状況に応じてミミッキュを使い捨てします。
自分は基本的にミミッキュはゴーストZで使いたいと思っているのですが、じゃれつくを切ることは難しいと考えシャドークローを切ってミミッキュZを採用しました。
特性:威嚇→スカイスキン
技:恩返し/竜の舞/身代わり/地震(火炎放射)
性格:陽気 努力値:H148 S224 B4 D12 余りA
調整意図:威嚇込みで補正無しランドロスの岩石封じを身代わりが確定耐え 最速ジャローダ抜き
ルカリオやジャローダ等のストッパーにするために素早さに振りました。
羽休めを切っているため少しでも場持ちを良くするために捨て身タックルではなく恩返しです。
受けループが厳しいので最終日は火炎放射を仕込んで所謂小学生マンダとしました。汎用性は大きく落としましたがヤドラン入り以外の受けループにはだいたい勝利することができました。
強すぎるが故に当たり前のように対策されているのであまり選出はしませんでしたが、選出段階で存在感はあったと思います。
ボーマンダにボーマンダを投げたりボーマンダにボーマンダを投げられたり最近の環境はボーマンダ大好きな僕には天国です。
カプ・コケコ@シュカの実
特性:エレキメーカー
技:10万ボルト/草結び/目覚めるパワー(氷)/ボルトチェンジ
性格:憶病 努力値:C132 S200 残りH
調整意図:有名なカバルドンの調整を草結びで確定2発 チョッキ以外のランドロスをめざ氷で確定2 陽気ランドロスの封じ→地震を高乱数耐え 最速ゲッコウガ抜き
本構築で唯一対面でHDオボン以外のカバルドンに勝てるポケモンです。もちろんカバルドンも仕事ができる、と思っているので確実に倒すか大きく削ることができました。
HDの場合はフィラを発動させないように草結び→めざ氷で入ります。オボンだったらごめんなさい。
スカーフランドロスには勝てませんが大半はとんぼ返りをしてくるので勇気を持ってボルトチェンジを選ぶこともありました(相手は僕を宇宙人だと思っているでしょう)
個体はふらとらさんからお借りしました。
■立ち回り■
基本選出等は特に考えていません。
最終的にバシャーモが通せそうな場合はバシャーモミミッキュ@2
一部炎か電気を排除すればカグヤで詰められそうな場合はカグヤトドン@1
カバルドン入りは先発コケコがほぼ確定です。
受けループはボーマンダの存在を最後までひた隠しミミッキュとトリトドンで圧をかけます。
それ以外は成り行きで何とかします(曖昧)。
■厳しい相手■
...検定に落ちないようにしなければなりません。
...草技を切ってることがたまにあるのでトリトドンで地割れ連打します。
...瞑想身代わりみたいなやつはほぼ勝てません。
...思考停止胞子されると厳しいです。
...上に同じ、身代わりを張られると負けます。
...ラティアスと組まないでほしい。キモオタ感増すのでやめたほうがいいと思います。
…剣舞ゴーストZが厳しいです。剣舞弱点保険はもっと無理です。
...加速をトレースされないように頑張ります。
...先発HDオボンの相手が非常に厳しいです。めちゃくちゃにされます。
...自分で使っといてなんですが、めざ氷は本当にやめてほしい。
...カグヤの後出しが効かない呪いが厳しいです。あとはカグヤのヘビボンを耐えるミミッキュもダメです。
単体もそうですが、並びもあげれば正直キリがないのでこの辺にしておきます。
■最後に■
悔しい結果で終わってしまいましたが、次回はもっと頑張ろうという気にもなれました。シーズン14は3か月もあるそうなので盛り上がりそうですね。
残り少ないUSUMレートも楽しんでいきましょう。
協力してくださった方、応援してくださった方ありがとうございました。
稚拙な文章をここまで読んでくださったあなたもありがとうございました。
至らぬ点もございましたがこれからも精進して参りますのでよろしくお願いします。
何かありましたらtwitter(@sattonpoke1)までお願いします。遅くなるかもしれませんが必ず反応します。